俺「ロードスターってカッコ良くね?」
男「やっぱり時代はプリウスだよな!燃費30!5人乗り!トヨタ!ロケット!最高!」
女「キャー!さすが男君!プリウス乗るなんてかっこいい!ロケット最高!!」
男「やっぱり時代はプリウスなんだよな。プリウス以外に乗る情弱おる?」
俺(颯爽とロードスターで横を通り過ぎる)
女「キャー!なにあの車!オープンカー!かっこいいわ!目がシュッとしててかっこいい!」
男「ふ、ふん!なにがいいんだあんな車!2人しか乗れないし燃費は悪い!どこのメーカーかも知らないしロケットに使えないんだぞ!?プリウス様の圧勝だ!!」
キキー!
俺(颯爽とロードスターから降りる)
俺「おい、そこのお前」
男「な、なんだよ」
俺「お前はロードスターに乗ったことがあるのか?」
男「ふ、ふん!そんな車乗らなくても分かるぜ!価値のない車だ!!」
俺「物事を経験もせず知ったような口を聞く。一番哀れな男だな、お前は。」
男「なに!」
俺「お前は、自分が変われるチャンスを今後も、こうやって逃すんだぜ?変わるのは、今だよ。」
男「…くそ!わかったよ!乗らせろ!」
俺「ふん…そうこなくちゃな」 ニヤリ
試乗中…
俺「どうだ?ロードスターの走り心地は?」ニヤリ
男「…なんだよこの走りは!計算された気持ちよさのシフト変速、流れるような加速、そして、この吸い付くようなコーナリング!」
男「俺は、こんな車を経験しないまま、馬鹿にしていたのか…」
俺「自分の愚かさに気づいたか?」
男「ああ…」
俺「別にロードスターを批判しないで欲しいわけじゃない。ただ、乗ってもいないやつが批判するのが、許せないんだ。」
男「そうだな…こんな素晴らしい世界が待っていたなんて…」
俺「わかってくれて良かったよ。今後は、何事もチャレンジして、経験して、答えを出して欲しい。」
男「ああ…肝に銘じておくぜ。」
俺「よし、このまま海にでも行くか!夕焼けを見て、明日に備えようぜ!!」
男「ああ!…これを見てるみんなも、ロードスターを買おうぜ!!」
俺「ロードスター、最高!」
読者の君達「最高!!」
end