あさまるのブログ

日常を書く!!

俺「童貞とは。」

 

ーとある大学の一室にてー

 

男「ヤリチン最高!」

 

女「ヤリマン最高!」

 

男・女「セックス最高ーー!」

 

男2「やっぱセックスは最高だな」

 

女2「生でやるの最高よね」

 

男「俺らの"セックス最高サークル"も人数が集まってきたな。」

 

女「ええ。今後も人数を増やして、パーティを開催しましょう。」

 

男「そうだな…ん?あれは…」

 

童貞「あの…」

 

女「入部希望者かしら?君、名前は?」

 

童貞「ど、童貞…です。」

 

男「お、おいww童貞といえばまだ一回もセックスをしたことないやつのことを言うんだろ?wwなにしに来たんだよww」

 

童貞「…え?」

 

男「童貞がサークルに入れるわけねーだろww帰れよww」

 

男2「ウェーイwwカエレヨww」

 

女「ウェーイwwカエレヨww」

 

女2「…」

 

男「…って事だ。早く帰ってくれねーかな?wwこの後も"予定"があんだよww」

 

童貞「はい…分かりました…」

 

ウェーイwwウェーイww…

 

童貞「はあ…やっぱり僕なんかが童貞卒業なんて無理なんだよ…」

 

童貞「もう…帰ろう…」トボトボ

 

童貞「ん?…あれは…」

 

女2「…」

 

童貞「女2さんだ…なんでこんなところに…」

 

女2「童貞くん…」

 

童貞「は、はいっ」

 

女2「あのね…」

 

女2「さっきは助けてあげられなくてごめんなさい!」

 

童貞「…え?」

 

女2「みんなの前だから童貞くんを庇う勇気が無くて…。さっきはほんとにごめん!」

 

童貞「…」

 

女2「私、ほんとは童貞くんのことが好きなの…」

 

童貞「!!」

 

女2「信じてくれないよね…ごめんね、こんなこと言って。」

 

女2「私、行くから。ばいばい。」

 

童貞「ま、まって!」

 

女2「…え?」

 

童貞「…信じるよ。」

 

女2「!!」

 

女2「信じてくれるの?こんな、私を…」

 

童貞「うん、僕は人を疑うより、信じてみたいんだ。」

 

童貞「僕を、好きと言ってくれた君の気持ちを。」

 

女2「童貞くん…ありがとう。」

 

女2「…じゃあ私たち、付き合っちゃう?笑」

 

童貞「え!!い、いいの?」

 

女2「もちろん!…こんな私でよければだけど…」

 

童貞「じゃ、じゃあ是非!よろしくお願いします!」

 

女2「ふふっ。こちらこそ、よろしくお願いします。」

 

女2「…じゃあ、今日はバイバイしよっか。また明日、学校でね。」

 

童貞「う、うん!ま、また明日!学校で!」

 

女2「ばいばーい」ヒラヒラ

 

童貞(か、かわいい…)

 

童貞(…今日は嫌なこともあったけど、まさか彼女ができるなんて…!今日は最高の1日だ!!)

 

童貞(帰って母さんに言わないと!!)

 

〜童貞宅〜

 

童貞「ただいま!」

 

童貞母「あら、今日はすごい元気ね。何かいいことでもあったの?」

 

童貞「聞いてよ母さん!僕、彼女ができたんだ!!」

 

童貞母「あら!それはめでたいわね!今度家に連れてきなさいよ!」

 

童貞「もちろん!」

 

童貞母「その時は、私はちゃんと家にいないようにするからね。しっぽり、やりなさいよ?」

 

童貞「まかせてよ、母さん!」

 

童貞母「あらあら、ほんとにできるのかしらね、この子は…」

 

次の日、大学にて〜

 

女2「おはよー童貞くん!」

 

童貞「お、おはよう!女2さん!」

 

女2「今日さ、童貞くんにサプライズがあるんだ!お昼、楽しみにしててね!」

 

童貞「え!う、うん。わかった!」

 

童貞(こ、この流れは、お弁当作ってきたパターンだ!や、やったーーー!お昼が待ち遠しいや!)

 

キーンコーンカーンコーン

 

お昼、裏庭にて〜

 

童貞「女2さんに呼ばれて来たけど、ここで2人でご飯を食べるのか。楽しみだなあ」ワクワク

 

童貞「あ、女2さんだ、おーい!」

 

女2「ごめんねー遅くなって!楽しみにしててくれた?」

 

童貞「もちろん!おなかぺこぺこだよー!」

 

女2「それは良かったー!」

 

女2「それじゃあ、みんな、出てきてー!」

 

男、男2、女「」ニヤニヤ

 

童貞「え?女2さん、これは…」

 

女2「」ニヤニヤ

 

男「まだ気づいてないのか?女2に、お前は騙されてたんだよ!!」

 

童貞「!!」

 

男「哀れだなーお前は!女2はお前のことなんて、好きでもなんでもないんだよ!!」

 

童貞「そんな、うそだ。…嘘でしょ?女2さん?」

 

女2「…童貞くん。」

 

女2「童貞に、生きている価値なんてないわ。」

 

童貞「!!」

 

童貞「じゃあ、昨日の事は、全部…嘘だったの?」

 

女2「そうよ。」

 

童貞「…う、嘘だ!!嘘だろ!?僕は!信じない!!」

 

男「うるせえんだよ!」バゴーン

 

童貞「うわぁぁ!」ズザザザザ

 

男「証拠を見せてやろうか?」

 

男「おい、女2。裸になれ。」

 

女2「はい。」ヌギッ

 

童貞「う、うそだろ?」

 

男「こっちに尻を突き出せ。」

 

女2「はい。」ツキダシッ

 

童貞「や、やめてくれ…」

 

男「入れるぞ。」

 

女「はい。」マチカマエー

 

童貞「やめてくれええええええ!!」

 

ピシャァァァァァァァン

 

男「な、なんだ!?この光は!?」

 

俺「俺だ。」ズドオオオオオオオオオン

 

童貞「俺さん…」

 

男「な、なんだお前は!」

 

俺「…俺か?俺は…」

 

俺「俺だ。」

 

俺「俺は、童貞を馬鹿にする奴を、許さない。」

 

男「ふざけた事抜かしてんじゃねーぞ!」パンチドゴオオオオオオ

 

俺「遅い…!」ヨケツツヒダリアッパーバゴオオオオオオオン!!

 

男「ぐああああ!!」シボウ

 

男2「なに!ボクシング世界一の男さんが一瞬でやられた!!」

 

俺「次はお前だ…」

 

男2「っ!!」パンチ!!

 

俺「遅い!!」ヒダリフックドゴオオオオオオン

 

男2「うわあああああ!!!」シボウ

 

俺「逃がさんぞ」シュンッ

 

女「ヒッ」

 

俺「償え」ミギミドルキックスパアアアアアン

 

女「」

 

俺「さて、残るは女2だけか…」

 

女2「ゆ、許して…」

 

俺「許すわけないだろ?童貞の純情を、弄んだんだ…」

 

俺「死を持って償え。」

 

女2「」シボウ

 

俺「やはりヤリチン、ヤリマンは醜い…」

 

俺「大好きな人と、セックスをするべきだ。」

 

俺「読者のみんなも大好きな人とだけ!セックスしような!!」

 

読者のみんな「俺さん!最高!」

 

end